2014年03月15日

『雛』の朗読録音を終えて(1)


北村青子は、どうもインターネットの世界を、

魑魅魍魎(ちみもうりょう)で、わけの分からない世界と思ってるようなのである。どうされるか分からない。どうなっちゃうか分からない。まるでそれは、僕らが北朝鮮という国家に抱いている恐怖感と同じ感覚で、彼女はインターネットから少しでも距離をおきたいと思ってる節があり、願わくば、インターネットなどと関わらないで生活し、人生を過ごしたいと思っているようなのである。長年、ライブ(舞台)で、生身の人間を相手に、生モノをあつかって(笑)、表現活動を行ってきた彼女が、そんなふうに考えるのは、ごくごく自然なことだとも思えるんですが・・・

そんな彼女が重い腰を上げて、やっとこのブログを立ち上げるようになったのは、僕がブログを管理して、恐怖なネット世界と(笑)、あなたの間に入って、仲介調整をやってあげるからと約束したからである。ただ彼女は、ネットへの不信感と同等の不信感を、僕にも抱いているので、(僕への不信感は、ネット以上かもしれない)、悪徳芸能事務所を見る眼差し。で、彼女の同意を得る前に先行して僕は、ブログ制作と、ネットで表現活動を行なってゆく戦略的青図を完成させていたわけなのである。そんな大それたものじゃないけど。

「ネットで朗読作品を無料で配信するということはねぇ、バーチャル路上パフォーマンスなんだよ」って言ったら、役者魂に火がついたように北村青子は、「そうかぁ、そうだよね、それなんだよね」と、目を輝かせてうなずいていたのだ。

(北村青子の付き人兼、録音係より)🎧





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今日も、ドラリー扉に来てくれてありがとう★    



― 追記 ―

魑魅魍魎という言葉を、生まれてはじめて使ったが、(最初で最後になると思う)老眼になると、この字、髪の毛が丸まって固まってるようにしか見えない。
まさしく、魑魅魍魎。 chimimouryo.jpg ← ねっ!



posted by 北村青子 at 12:20| Comment(0) | 付き人兼、録音係兼 、AD のぼやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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