サッカーファンなら誰でも知っているが、
天皇杯という大会がある。元日の試合に頂点に立つチャンスは、プロもアマチュアもない。釜本邦茂さんが早稲田大学時代は優勝もしている。なんだか当たり前のようだが、以前からこのシステムそのものが、これはすごいことだなと思っていた。ある意味、資本主義社会、自由主義社会の理想のようなシステムだな(笑)とも。5、6年前に、Podcastという音声配信システムを知った。そのときこれは「 天皇杯だわ 」と思った。
数日前、チック・コリアの番組を、『 ドラリー扉 』が一時的にこそ抜いたのだが、(iTunesStore内の順位で)このことを、北村青子に話したら、「ふ〜ん、そう、すごいことなの、わかんない」だって。僕は、彼女がすごいと言ってるわけではないのだ、この現象や、Podcastシステムの土壌がすごいと言っているわけで、世界的超有名ミュージシャンのお金を掛けた番組を、日本の超無名の役者が、東京国分寺市から、7000円のコンデンサーマイクを投資しただけで、録音スタジオを使わずに作った作品が、何度も言うようだが、「 一時的にこそ抜いたという現象 」を、興奮しないで、何に興奮するんでえい。
おいおい、僕がおかしいのかよ? わかんない。
(北村青子の付き人兼、録音係より) 🎧

今日も、ドラリー扉に来てくれてありがとう★
― 追記 ―
ただねえ、音声ファイルへのアクセスや、ダウンロード数が、イコール(=)純粋リスナー数かと言えば、違うだろうね。大きな集団(宗教団体、NPO、政治団体などなど)がバックにいて作ってるような番組は、組織ぐるみで、聴く目的なしに、人海戦術で機械的にアクセス、ダウンロードして順位を上げることができるわけで。(Podcastは無料なので、さらに簡単)宗教団体の親分の出版物が、突然ベストセラーになるでしょ、あれあれ。身内で、ひとり10冊買うのが暗黙のノルマ、みたいにね。
『 ドラリー扉 』も大きな後ろ盾が欲しいな。「 北村青子の純粋リスナー 」という名の後ろ盾が・・・