2014年11月13日

『セロ弾きのゴーシュ』(2) 作:宮沢賢治


本日は、『ドラマチック・リーディングの扉』へ
お越し頂きありがとうございます。
この作品は、2部に分けて配信いたします。


― セロ弾きのゴーシュ ― (2)


作:宮沢賢治 朗読:北村青子 19分38秒


セロ弾きのゴーシュ/チェロとねずみの親子

BGM :フリー音楽素材Senses Circuitより
効果音 :ニコニコ・コモンズ素材ライブラリーより
     :NHK クリエイティブライブラリーより
記事絵 : 東洲斎 重吉


― 冒頭文 ―

次の晩もゴーシュは夜中すぎまでセロを弾いてつかれて水を一杯のんでいますと、また扉とをこつこつ叩くものがあります。今夜は何が来てもゆうべのかっこうのようにはじめからおどかして追い払ってやろうと思ってコップをもったまま待ち構えて居りますと、扉がすこしあいて一疋の狸の子がはいってきました。ゴーシュはそこでその扉をもう少し広くひらいて置いてどんと足をふんで、「こら、狸、おまえは狸汁ということを知っているかっ。」とどなりました。

〈注釈〉
・インドの虎狩り
物語、作中の架空の曲。
(まちがっても、楽譜を探さないで下さい。インド人の虎刈り頭は、存在しますでしょうけど。




ドラリー扉マスコット  
今日も、ドラリー扉に来てくれてありがとう★




    

    
posted by 北村青子 at 00:13| Comment(0) | 朗読作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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